
データサイエンティストって、副業でも稼げるの?



どんな案件があって、どうやって獲得するのか知りたい



未経験からでも副業を始められる?
といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、データサイエンティストは副業でも稼げます。ただし、多くの案件で「実務経験」が求められるという壁があり、未経験からいきなり始めるのは簡単ではありません。
本記事では、データサイエンティストの副業案件の種類・単価相場・探し方から、必要な実務経験、未経験から始める現実的な手順まで、現役の視点で解説します。



私自身が現役のデータサイエンティストで、フリーランスとして働いた経験もあります。累計300名を超える受講生を見てきた立場から、きれいごとではないリアルをお伝えしますね。


データサイエンティストは副業できる?【結論と実務経験の壁】


データサイエンティストの副業は可能です。データ活用のニーズは年々高まっており、企業側にも「スポットで分析を頼みたい」という需要があるためです。
ただし注意点として、多くの副業案件では実務経験3年以上が目安として求められます。データサイエンスは専門性が高く、即戦力が期待される分野だからです。そのため、「学び始めたばかりで、いきなり副業で稼ぐ」のは現実的には難しいのが正直なところです。
逆に言えば、実務経験さえ積めば、副業で月数十万円を狙える世界でもあります。まずは「どんな案件があり、いくらで、どう獲得するのか」を具体的に見ていきましょう。
データサイエンティストの副業案件の種類と単価相場


まず、どんな副業案件があるのかを整理します。
- データ分析・レポーティング:データを分析し、示唆をまとめて報告する
- データの前処理・スクレイピング:データ収集や整形など、比較的軽めの作業
- 機械学習モデルの構築:予測モデルなどを設計・実装する
- BI・データ可視化:ダッシュボードを作り、社内で見える化する
- データ基盤の構築支援:分析の土台となる仕組みづくりを手伝う
単価の相場は案件の難易度によって大きく変わります。企業から直接請ける本格的な案件では、月単価50万円以上・週2〜3日稼働といった条件も珍しくありません。土日だけの案件もあります。
一方で、スクレイピングや簡単な集計といった軽めの案件は、月3〜5万円程度から見つかります。実務経験が浅いうちは、まずこうした軽い案件から実績を作るのが現実的です。


データサイエンティストの副業案件の探し方・獲得方法


案件の獲得ルートは、大きく次の4つです。自分の実務経験レベルに合った方法を選びましょう。
副業エージェントを使う
実務経験がある方に最もおすすめなのが、副業・フリーランス向けのエージェントです。ITプロパートナーズ、レバテックフリーランス、FLEXYなどが代表的で、週2〜3日稼働の好条件案件を紹介してもらえます。
担当者が条件交渉や案件探しを代行してくれるため、本業と両立しながらでも案件を見つけやすいのが利点です。
クラウドソーシングを使う
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングでは、スクレイピングや簡単な集計といった軽めの案件が見つかります。単価は低めですが、実務経験が浅い段階でも受けやすく、最初の実績づくりに最適です。スクレイピング案件を獲得するまでの流れは、こちらの記事で詳しく解説しています。


知人紹介・リファラルで受ける
意外と多いのが、知人や前職のつながりからの紹介です。「データで困っている人」は身近にいることが多く、まずは小さく手伝うところから有償案件に発展するケースもあります。信頼ベースで受けられるため、条件面でも動きやすいのが特徴です。
ポートフォリオで実績をアピールする
どのルートでも共通して効くのが、ポートフォリオです。KaggleやSIGNATEなどのコンペ成績、分析事例をまとめておくと、「この人は何ができるか」が相手に伝わり、案件獲得の確率が上がります。
データサイエンティストが副業するメリット・デメリット


副業を始める前に、良い面と注意点の両方を押さえておきましょう。
メリット
- 本業に加えて収入を増やせる
- 本業で得た知識やスキルをそのまま活かせる
- 実績を積めば、将来の独立・フリーランスへの布石になる
デメリット
- 稼働時間が増え、睡眠や本業に支障が出ることがある
- 好条件の案件は倍率が高く、実務経験がないと獲得しづらい
- 副業所得が年間20万円を超えると、確定申告が必要になる
未経験・実務経験が浅い人が副業を始めるには


「実務経験がまだ浅いけど、副業に挑戦したい」という方は、次のように小さく始めるのが現実的です。
まずは、クラウドソーシングでスクレイピングや簡単な集計といった軽い案件を受け、実績を1つずつ作りましょう。時間に余裕がある学生の方は、稼働面で有利に進めやすいです。
ただ、正直にお伝えすると、実務経験が浅いうちは案件獲得のハードルが高いのが現実です。単価の高い案件ほど「実務で通用するか」を厳しく見られます。
そのため、遠回りに見えてもまずは本業でデータサイエンスの経験を積むのが、副業成功への最短ルートだというのが私の考えです。経験さえあれば、エージェント経由で好条件の案件を安定して受けられます。
副業より確実|データサイエンティストへ転職するロードマップ


副業で安定して稼ぐ土台をつくるなら、まずデータサイエンティストとして実務経験を積むのが王道です。未経験からの転職は、次の3ステップで進めます。
- Python・統計・機械学習の基礎を学ぶ
- コンペや分析事例でポートフォリオを作る
- 実績を武器に転職活動を行う
ポイントは、資格を集めるより「実践で使えるスキル」と「実績(ポートフォリオ)」を優先することです。採用側は、実際に手を動かせるかを重視します。具体的な勉強の順番は、こちらの記事で解説しています。


私が運営するTech Frontier(テクフロ)は、9割が実践という実践中心のスクールです。Kaggleコンペにも挑戦しながら、転職や副業に直結する実績づくりを、現役データサイエンティストが直接サポートします。転職の詳しい手順はこちらでも解説しています。


【まとめ】データサイエンティストの副業は実務経験を積んでから


データサイエンティストの副業は、案件の種類も多く、実務経験があれば月数十万円を狙える魅力的な選択肢です。一方で、多くの案件は実務経験を前提とするため、未経験からいきなり稼ぐのは簡単ではありません。
だからこそ、本気で副業や独立を目指すなら、まず本業でしっかり経験を積むのが確実です。その土台さえあれば、エージェント経由で好条件の案件が安定して回ってきます。
副業で稼ぐ最短ルートは、遠回りに見えても「先に実務レベルの実績を作る」ことです。テクフロでは、Kaggleコンペの成果をポートフォリオに残しながら、転職にも副業にも使える土台を積み上げていきます。詳しいカリキュラムは、公式LINEからのぞいてみてください。
データサイエンティストの副業に関するよくある質問


最後に、データサイエンティストの副業についてよくある質問に回答します。
未経験でも副業はできますか?
まったくの未経験では、案件獲得はかなり難しいのが現実です。まずはスクレイピングなどの軽い案件から実績を作るか、本業で経験を積んでから挑戦するのがおすすめです。
副業で稼げるようになるまで何年かかりますか?
好条件の案件は実務経験3年以上が目安のため、安定して稼ぐには数年の経験が必要です。ただし軽い案件であれば、実務経験を積みながら早い段階でも受けられます。
確定申告はいくらから必要ですか?
会社員の方の場合、給与所得と退職所得を除いた各種の所得金額の合計が年間20万円を超えると、確定申告が必要です(出典:国税庁「給与所得者で確定申告が必要な人」)。案件を受ける前に、税務のルールも確認しておきましょう。
副業に向いているのはどんな人ですか?
本業ですでにデータ分析の実務経験がある人や、自走してスキルを高められる人が向いています。逆に、学び始めたばかりの段階では、まず経験を積むことを優先したほうが結果的に近道です。












